色素沈着と一言で言っても、出来る場所というのは人それぞれだと思います。
しかし、黒ずみや色素沈着のできる場所というのは結構決まっているものです。一点だけの色素沈着に気をとられていると思わぬところにも出来ているかもしれません。
今回は色素沈着や黒ずみができやすい場所とその原因についてご紹介していきます。
目次
色素沈着はどこにできやすいの?
色素沈着ができやすい場所で一番最初に思い浮かぶのは、皮膚の弱いところではないでしょうか。たとえば、バストトップや脇、ビキニラインやデリケートゾーンなどですね。しかし、黒ずんでいるのは本当にそこだけですか?
姿見の鏡で自分の後姿を見たことはあるでしょうか。
もし見る機会があるなら、じっくりと見てみてください。お尻や膝の裏というのは自分では見にくい部分なので、色素沈着になってしまっていたり、黒ずんでいても気付かないことが多いのです。
あとは、冬場は服に覆われて気付かないことが多いひじや、見過ごしてしまう部分でひざなどがあります。
できてしまうのは簡単ですが、改善というのは難しく一日二日じゃどうにもなりませんよね。しかし、色素沈着ができやすい場所が分かれば、未然に防ぐことができますので、もし黒ずみやすかったり、肌を露出したりする機会があるのなら、気にすることからはじめてみてもいいのではないでしょうか。
どうして色素沈着や黒ずみができやすい部位が決まっているの?
色素沈着ができやすい場所を挙げましたが、なぜ黒ずみや色素沈着は決まったところにできやすいのでしょうか。
皮膚が弱い、それだけでしょうか。
実は黒ずみや色素沈着の原因というのは主に『刺激』や『乾燥』です。しかし、なぜそれらが起こってしまうのでしょう。場所別に解説していきますね。
バストトップの色素沈着・黒ずみ
バストトップというのは一日中下着に守られて、外気に直接触れる瞬間というのはほとんど入浴中だけではないでしょうか。
なのに、黒ずむのっておかしくない?と思われる方もいらっしゃるかと思います
しかし、守られて、という部分に疑問を持ってみてください。一日中バストトップに触れているその下着、サイズは合っているでしょうか。
下着のサイズが合っていないと動くたびに摩擦がおきバストトップに刺激を与えているのです。
脇の色素沈着・黒ずみ
脇の黒ずむ理由は結構あって、1番の原因はムダ毛処理の際のカミソリの刺激です。
しかし、それだけではないんです。夏に多いのですが、制汗剤の使用です。脇の毛穴につまってしまって、汚れの原因となります。制汗剤を使用した後はしっかりと脇を洗ったほうがよいのですが、ゴシゴシと強くこするのはやめましょう。
デリケートゾーン・ビキニラインの色素沈着・黒ずみ
ここでの、1番の原因もムダ毛処理でのカミソリの刺激です。ビキニラインはもちろん、他の場所もなのですが、ムダ毛の自己処理をした後はきちんと保湿をしなければなりません。
しかし、デリケートゾーンはとっても肌の弱いところなので保湿に使うクリームにも気をつけなければ逆効果になってしまうことがありますので注意してください。
あとは下着の締め付けです。自宅では出来る限りゆったりとした下着の着用をオススメします。
ひざ・ひじの色素沈着や黒ずみ
ひざやひじが色素沈着を起こしたり黒ずむ大きな原因は、みなさん覚えがあると思います。床にひざ立ちになったり、机にひじをついたり、です。
癖になっている方も多いのではないのでしょうか。あとは乾燥などによるかゆみです。
お尻の色素沈着や黒ずみ
お尻ににきびや湿疹ができたことはありますか?
それって実は色素沈着や黒ずみの原因だったりするんです。お尻というのは目に付くところではないので異常があっても気付くのが遅れてしまいます。その気付きが遅れるというのが黒ずみを生んでしまう原因となります。
しかも、気付かないだけでお尻は1日中刺激を受け続けているんです。1日中布に覆われているため、蒸れやすく、座っている時間が長い方は体重の半分の重さをお尻が支えてくれているんです。
蒸れは肌トラブルの元になりますし、体重の半分を支えるというのはそれだけでも刺激になります。
改善と予防はどうしたら…?
黒ずみで一回でも悩んだことのある方なら改善の大変さが分かると思います。これがいい!というクリームや方法を試してみても効果が出るのは今日や明日というわけではありません。長く長く、続けていかなければなりません。
色素沈着や黒ずみやすい場所を知ることができたら、次は集中的にケアを続けることが大事です。
難しそう…と感じるかもしれませんが、やることは意外と簡単です。
まずは保湿を心がける、それだけでも色素沈着・黒ずみケアの第一歩です。その時に、黒ずみケア専用ジェル・クリームなどを使えば改善のスピードもアップしますよ!