美容皮膚科が一般的になって色素沈着や肌の黒ずみ対策を皮膚科で行っている方も多くあると思います。
レーザー治療やハイドロキノン治療など即効性と効果の高さが魅力の美容皮膚科ですが、一方でコストの高さや副作用などネガティブな面も併せ持っています。
肌のケアは皮膚科で全て解決する訳ではありません。皮膚科に通っているからと普段のケアが疎かになっていると肌はキレイにならないのです。
皮膚科で症状が悪化することもある
ハイドロキノンやレーザー治療は色素沈着の改善にとても効果があると言われています。でも、１回の治療でシミが完全になくなると誤解されている方も多いのではないでしょうか。
シミの大きさや古さ、部位によっても異なりますが、複数回の施術が必要であったり、アフターケアをしっかりしないと色素沈着が薄くなるどころか、跡に残ったり、更に範囲が広がって色も濃くなったりと副作用が起きる可能性があるのも事実です。
実際にレーザー治療を行った人の口コミを見てみると、
「施術を受ける前よりシミが濃くなった」
「治療を受けた部位が赤くなってかゆみを感じた」
「肌が乾燥した」
「色素が抜け過ぎた」
など、いずれも治療を受ける前より症状が悪化したり、肌の状態が悪くなったという意見でした。
レーザー治療は肌に刺激を与えるため、乾燥や赤みが出ることがあり保湿ケアは必須とされています。
また、治療後は外部からの刺激を受けやすくなっているので、いつも異常に紫外線対策はしっかり行う必要があります。これらのアフターケアがきちんとされていないと、副作用が現れやすいのです。
これを見る限り毎日のアフターケアがいかに大切か想像されますね。
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皮膚科での治療に失敗しないためには
皮膚科での色素沈着治療はコストも時間もかかる分、なるべく失敗を避けたいと思うのは当然です。そのためには、皮膚科に行けば１００％安心、ケアの手間が省けるという考えは捨てましょう。
・自分の色素沈着、肌の状態や副作用の可能性もあることをよく理解すること
・信頼できる医師やクリニックを選ぶこと
・アフターケアはしっかりと行うこと
自分の色素沈着や肌の状態についてしっかりと診断を受けて理解しておくことが必要です。
また、治療にかかる費用や回数、期間などの説明をきちんと受け、その上で悪化するケースもあるという認識を持った上で治療を始めましょう。
皮膚科治療が全てではない！
美肌は治療だけで得られるものではありません。
確かに治療を受けると一時的には肌の透明感がアップして効果があったように感じられますが、日頃のケアが足りていないと直ぐに元の状態に戻ってしまいます。
お肌の健康は毎日のケアや生活習慣と深く関わっています。例えばバランスの良い食生活を心がけたり、規則正しい生活を心がけるだけでも肌のターンオーバーが整って肌が元気になります。ターンオーバーが整うと古い細胞が排出されて、新しい肌が再生され、透明感がアップしたりキメが整ったりと嬉しい効果が実感出来るのです。
必ずしも皮膚科での治療が最適とは限りません。時間やコストがかかるだけでなく、時として悪化してしまう可能性もあるのです。それよりも、肌にストレスを与えるようなことはしていないか、まずは生活習慣や食生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
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