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美白するならハイドロキノン・トレチノイン!って本当?
黒ずみや色素沈着のケアに、毎日のスキンケアで美白化粧品を使おうと思った時に考えるのが、その美白化粧品には入っている成分ですよね。
いろいろな成分がありますが、「美白」といえばハイドロキノンやトレチノインといった成分が思いつくのではないでしょうか。
ハイドロキノンやトレチノインは、すでに美容に関心のある方や成分をきちんと確認する方なら聞いたことがあると思います。しかし、これらがどうして黒ずみや色素沈着に効くのか、また本当に必要な成分なのかご存知でしょうか。
今回はハイドロキノンとトレチノインについて説明していきます。
ハイドロキノンってどんな成分?
名前からして、ケミカルに合成された物質のように感じる方も多いかと思われます。しかし、このハイドロキノンはイチゴやブルーベリー、コーヒーにも含まれる物質で肌を紫外線から守ってくれる働きがあります。
しかも、作られる前の黒ずみの予防に加え、できてしまった黒ずみの改善もしてくれるスーパーヒーローなのです。
ですが、一転して大敵になってしまうこともあります。
効果が強いからこのように予防も改善も出来るのです。使い方を間違っていたり、肌に合わないと逆効果になってしまうこともあるのです。
美白といえば、肌の漂白剤とも言われるハイドロキノンが入っていればいいだろうと安易に考えてしまう方もいますが、正しい使い方を調べ、念のためにパッチテストを行うことは必須です。
トレチノインってどんな成分?
トレチノインは肌のターンオーバーを促進させてくれる物質です。
ビタミンA誘導体で、効果としてコラーゲンやヒアルロンサン、皮脂の分泌を抑える働きがあります。しかし、このトレチノインはとても強力なため使用の際には注意が必要です。
ターンオーバーを促進させてくれる、とは言うものの、半ば強制的に促進させるといったほうが正しいのです。強制的に古い角質をはがすので、使用半年間ほどは肌が痛々しい状態になってしまう方もいるほど。知らずに使ったら恐ろしいですね。
また、使用中は肌が薄くなり無防備な状態といっても過言ではありませんので使用中は肌のケアに力を入れなければなりません。
注意!似ているけどちょっと違うレチノール
レチノールという名前を聞いたことありますか?
ビタミンAの一種で化粧品にも使われます。その効果として、ターンオーバーの促進やコラーゲンの生成などがあります。
つまり、トレチノインと同じ効果を持っている成分なんです。名前も似ていますので、トレチノインと間違えて認識している方も少なくありません。
ちなみにトレチノインはレチノールの約100倍の効果を持っています。効果の大きさが違うので注意したいですね。
ハイドロキノンもトレチノインも日本では購入できない!?
通販などでハイドロキノンやトレチノインを購入しようと考えたことはありませんか?
「ハイドロキノン 化粧品」「トレチノイン クリーム」などでショップサイトなどで探したりしてもなかなか見つかりません。
実はこれ、ハイドロキノンもトレチノインも日本では認可されていない成分なんです。日本国内で購入するのは「薬事法違反」になってしまいます。また、ハイドロキノンにいたっては2%以上のものは日本で購入することができません。
では、どうやってハイドロキノンやトレチノインを手にすることができるのでしょうか。
ハイドロキノン・トレチノインの入手方法
皮膚科や美容外科で処方してもらおう
色素沈着や黒ずみの治療で皮膚科や美容外科似通っているという方は、すでに外用薬としてトレチノインやハイドロキノンのクリームを処方されたことがあるのではないでしょうか。
ハイドロキノンもトレチノインも副作用も含め効果が強い薬のため、できれば皮膚科などで医師の指導の下で使える方が良いです。
そのため、すでに通院している…という場合は、処方してもらえないか聞いてみるのも良いですね。
一番簡単?個人輸入
病院で処方してもらえればそれに越したことはないものの、自分で購入してしまう方が安いです。
治療を続けたいけど、お金が続かなくて…という方が多いのも事実。せっかくなら、お金をかけずに手に入れたいですよね。
個人輸入なら、厚生労働省でも認められている方法なので安心してハイドロキノンとトレチノインを手に入れることができます。(トレチノインの内服薬・イソトレチノインは購入不可)
ちなみに、個人で輸入した医薬品は誰かに渡したり、一緒に使うということは禁止されています。あくまでも輸入した本人が使うために!というのがお約束です。
ハイドロキノンやトレチノインの個人輸入ってどうやるの?
個人輸入できるのはわかった!でも、どうやるの…?と疑問に思われた方もいるかと思います。
「やっぱり英語がわからないとダメかな?」
「変な商品が送りつけられたらどうしよう」
そんな不安がありますよね。わかります!でも日本語対応の個人輸入代行サイトなどを利用することで、比較的簡単に個人輸入ができちゃいます。
お支払いもクレジットカードや銀行振り込みに対応しているところを選ぶのがポイントです!日本にある通販サイトとほぼ同じ感じで利用できるはず。
ハイドロキノンやトレチノインには濃度がある
当たり前の話ですが、濃度が高い方が効き目があります。
これはどういうことかというと、肌に合わせて濃度を選ばないと大変なことになってしまうということです。
例えば、皮膚が厚い部分に使ったらあまり効果を感じられなかったけど、顔に使ったらたちまち顔じゅうの皮がむけてしまった!なんてこともあるのです。
ハイドロキノンやトレチノインを購入するときは、まずは濃度を調べて部位別の吸収率をチェックして、値段をチェックして、副作用をチェックして、さらに口コミをチェックして…なんて何も考えずに購入して、それで成功すればいいものの、皮がむけてしまったり副作用で肌がボロボロになってしまうこともよくあります。
黒ずみや色素沈着の改善に効果があっても、そこまでしないと手に入らないならいいや…と思って諦めてしまうことも。そこでふつふつと湧き上がるのが次の疑問です。
ハイドロキノンやトレチノインって本当に必要なの?
ハイドロキノンとトレチノイン、二つについて説明してきましたが、副作用があると聞いて不安になった方もいらっしゃるかと思います。また、入手も面倒だし…本当に必要なものなのかなー?なんて思ったりしませんか?
確かにハイドロキノンやトレチノインがあれば、ハイドロキノンは黒ずみの予防改善になりますし、トレチノインはターンオーバーを促進させ、なおかつコラーゲンやヒアルロンサンも生成してくれます。
でも、実はそこまでハイドロキノンやトレチノインにこだわらなくても大丈夫!
特に黒ずみや色素沈着を薄くしたいと考えている方であれば、まずは肌のターンオーバーを正常化させることを優先したスキンケアを行うことで改善していくことができます!
ハイドロキノンやトレチノインがあれば、黒ずみやシミ、色素沈着の改善スピードは高まるものの強制的にターンオーバーを促しているのと同じです。
つまり肌には無理をさせてしまっているということ><
強制的にターンオーバーを促さないでも、食事や睡眠、保湿、これらのケアをきちんと継続していたら肌は綺麗になります。
黒ずみや色素沈着がなかなか改善されない、むしろ悪化させてしまうのであれば、その原因は「黒ずんでいることに気付かない」と「ケアを途中で諦めてしまうから」です。諦めずにケアを継続して黒ずみのない綺麗な肌を目指しましょう。