二の腕を出す季節やシーンで思わず気になってしまうのが肘の黒ずみです。あまり自分でじっくり見ない部位ですが、意外と人からは見られているものです。
肘が黒いとせっかくのオシャレも魅力ダウン。
そこで今回は肘の黒ずみに関してピーリングによる改善方法とその注意点についてご紹介致します。
目次
ピーリング剤について
肘の黒ずみの正体は古くなって固くなった角質です。つまり、黒ずみ対策の一つ目は古い角質を取り除くこと、これを担うのがピーリング剤によるケアです。
そして二つ目が保湿ケア、アフターケアです。
ピーリング(剥がすという意味)とは、ピーリング剤と呼ばれるスクラブやジェル状の成分を肘に塗って古い角質を取り除き、新しい肌へのターンオーバーを促進させる方法。
ターンオーバーが整うと新しく潤いのある肌が引き出され、結果黒ずみの改善にも繋がるという仕組みです。
ピーリング剤はドラッグストアなどで多数販売されていますが、肌を剥がすという行為は少なからず肌に刺激を与えるものですので、肌が弱い方や敏感肌の方はなるべく優しいピーリング剤を選ぶのが良いでしょう。
ピーリング剤は基本的には色々な部位に使えるもので、ジェル、石鹸、ゴマージュ、ローションのタイプが一般的です。使い方もコットンで拭き取るもの、水で洗い流すものとに分かれますが、ピーリングジェルや石鹸タイプで水で洗い流せるものがより肌への刺激が少なくなります。
ピーリング剤の成分は?
肌への負担を考えてピーリング剤に配合されている成分にも注目してみましょう。
AHA(アルファヒドロキシ酸)
フルーツ酸、リンゴ酸、グリコール酸、乳酸、クエン酸などの天然由来の成分で作られているもの。
果物やサトウキビなど天然のもので作られている分、刺激が少なく安全性が高いと言えます。
BHA(ベータヒドロキシ酸)
サリチル酸マグロゴールやサリチル酸エタノールなど。サリチル酸マグロゴールは美容皮膚科や皮膚科で使用されることが多い。
自宅でピーリングする場合には、作用が穏やかで刺激が少ないAHA成分が入ったものが適しています。
ピーリング剤を使う時の注意点
ピーリング剤を自宅で使う時に注意すべきことがいくつかあります。
肌の状態を見極める
炎症を起こしているニキビや肌が乾燥している時は使用を控えましょう。
無理な使用は症状を悪化させてしまう可能性があります。
ピーリング前は日焼けやムダ毛処理を避ける
日焼けや除毛、脱毛直後は肌が敏感になっています。
そこへ更にピーリングで刺激を与えてしまうと肌はボロボロに。場合によっては炎症が止まらず、黒ずみも悪化してしまいます。
アフターケアは保湿と紫外線対策に気をつける
ピーリング後は肌が乾燥しやすく敏感な状態になっています。入念な保湿ケアと紫外線対策で外の刺激から肌を守りましょう。
使用量、頻度は説明書に書いてある通りに
ピーリングは毎日行うケアではありません。
週1から2回のものが殆どです。量も多ければ良いという訳ではありませんので、あくまで説明書に従って使用しましょう。
ピーリングは古い角質を取り除いて肌の生まれ変わりを促進するものですが、使用方法やケアを間違えると必要以上に肌を削り取ってしまう可能性があります。
自宅でケアする場合は上記のことに注意して、自分の肌の状態がベストな時に行いましょう。
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