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肌が弱い人は人気の日焼け止めはダメ!正しい日焼け止めの選び方と使い方

投稿日:2016年11月19日 更新日:

紫外線対策は一年中必要、でも日焼け止めを塗ると肌荒れしてしまうという人もあります。そういった敏感肌やデリケートな肌の方も安心して使える日焼け止めはあるのでしょうか。

また、日焼け止め以外で紫外線から肌を守るにはどんなことに気を付ければ良いのか、その対策法についてご紹介致します。

日焼け止めによる肌トラブルの種類

紫外線対策に必須アイテムの日焼け止めですが、肌の状態や肌質によっては日焼け止めによって肌トラブルが起こることもあります。例えば次のような症状は日焼け止めが原因かもしれません。

・肌が乾燥する
・ニキビ、吹き出物が出来る
・赤くなったり痒みが起こる

SPF値やPA値の高い日焼け止めは、紫外線を防止する時間や効果が高い反面、肌への刺激もその分高くなってしまいます。

日焼け止めを塗ることによって起きてしまう肌の乾燥は、多くの日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤という成分が原因。紫外線吸収剤というのは紫外線を吸収して、他のエネルギーに変換し排出させるものですが、この紫外線を排出する際、肌の水分を奪ってしまうため乾燥が起きると言われています。

 

その他にも、日焼け止めに含まれる成分で肌が負担を感じて、ニキビや吹き出物が出来たり、赤みが出る場合もあるのです。もともと肌が敏感な方はこうした刺激を受けやすく、結果的に肌トラブルに繋がってしまうのです。

 

紫外線の恐ろしさについてはこちらにも詳しく載っています→光老化が肌をボロボロに!夏が終わったからこそやるべき紫外線ケア

敏感肌の人が日焼け止めを選ぶポイント

デリケートな肌の人はなるべく肌に優しい日焼け止めを使うことをおすすめします。人気の日焼け止めを使いたい!という気持ちはわかりますが、ポイントとしては、以下の3点に注意して選ぶと良いでしょう。

  • 敏感肌用、子供用と書いてある日焼け止め
  • 紫外線吸収剤が入っていないノンケミカルな日焼け止め
  • 適切なSPF値とPA値の日焼け止め

 

赤ちゃんでも使える日焼け止めは、無香料、無着色でアルコール、防腐剤フリー、界面活性剤が入っていない低刺激なものに作られています。表記をしっかり確認してなるべく低刺激のものを選ぶと良いでしょう。

紫外線吸収剤は肌荒れを起こしたり、乾燥を招く可能性があります。敏感肌の人にとって乾燥は大敵です。なるべく紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤が使われている製品を選びましょう。

紫外線散乱剤は、紫外線を反射、散乱させて紫外線から肌を守るもので、ノンケミカルで自然由来の成分が使われている分お肌への負担も少なくなります。

 

またSPF値やPA値は場面によって使い分けたほうがベター。

例えば通勤や買い物などの日常生活と海や山などに行く場合とでは、紫外線の量も強さも異なってきます。

人気の日焼け止めといえば、とにかく焼かない!という人のためと謳ったSPF値が高い日焼け止めが多いのですが、普段の生活にはSPF20~30、PA+〜++レベルで十分!

逆に日常的に数値の高い製品を使うことは肌に負担をかけるため、実はおすすめではありません><

正しい日焼け止めの使い方

敏感肌の人に限りませんが、日焼け止めを正しく使うことで肌トラブルや日焼けによる黒ずみ・色素沈着を防ぐことが出来ます。

意外と簡単な、以下の2つのポイント。これを守るだけでも5年後10年後のお肌が変わってきます!

こまめに塗り直しすること

どんなにSPFやPA値の高い日焼け止めであっても、効果を持続させるには2〜3時間おきの塗り直しが必要です。

つまり、肌に負担をかける高数値の日焼け止めを使うことよりも、適切な数値の日焼け止めをこまめに塗り直す方が確実に紫外線を防ぐことが出来るのです。

正しく日焼け止めを落とすこと

日焼け止めによってお湯や石鹸で落ちるタイプとクレンジングが必要なタイプがありますので、製品に書かれてある表示を守りましょう。

この時、お湯の温度が高すぎると肌の水分を奪ってしまいます。ぬるま湯ですすぎはしっかりと行うのが理想的です。

日傘や帽子、スカーフなども紫外線対策には効果的

日焼け止めを塗る以外でも紫外線から肌を守るには、日傘、帽子、長袖、スカーフなどを活用した対策があります。

基本的に紫外線が直接肌に届くのを遮断すれば良いのです。日傘や帽子は顔への紫外線対策、長袖は腕、スカーフは首の日焼けから保護してくれます。また、目から入る紫外線をカットするにはサングラスが効果的です。

 

一般的に白は紫外線を吸収、黒は紫外線を遮断すると言われているように、色や素材選びも大切。なるべくUVカット効果が有る製品を選ぶようにしましょう。

日焼け止めのその後が一番肝心!

肌に優しい日焼け止めを選ぶ際は、ノンケミカルで紫外線吸収剤が入っていないもの、低刺激のものを選ぶのはもちろん、SPFやPA値は高ければ高いほど良いのではなく、シーンによって適切な数値を使うことが大切です。

しかし、日焼け止めにだけこだわっても実は全くといっていいほど意味がありません。

肝心なのは、日焼け止めを塗った後!

塗り直しをこまめに行ったり、きちんと落とすことはもちろんですがその後の肌ケアをしっかり行っていますか?

顔だけはスキンケアをしているという方、日焼け止めって顔以外にも塗りますよね。体に日焼け止めを塗ったなら、体だって同じようにケアしてあげないと黒ずみや色素沈着に悩まされてしまうことになります><

誰だって日焼けしたくないから日焼け止めを塗るわけですが、肝心の日焼け止めで肌荒れなどの肌トラブルを起こさないよう、しっかりとアフターケアも行ってくださいね。

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